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雷魚釣り基本講義

・前書き

雷魚釣りはルアー対象魚としてバス以前から私の住んでる地域でもポピュラーな魚種だったと思う。オープンであれリリーパッドであれ雷魚はどこにでもいる。おそらく今も数こそ減ったがそのままだと思う。ただ、バスの台頭によってそのゲームは縮小傾向にあると思う。勿論バスだけが原因ではない問題は釣り人なのだ。私はここで魚を保護しようというつもりはない。保護派なら魚釣りをやめることが最良と思っているからである。ここでこれを出すと話がおかしくなるので魚釣りの話として続けていきたい。釣れなくなってはきたが釣る為には今の状況を考慮した雷魚釣りをしないと雷魚は釣れなくなってきているのは間違いない。昔ながらの雷魚釣りといえば藻の上や蓮の葉の上をズルズル引いて釣るかオープンでハードプラグやワームで釣るのが通常だった。だが最近はバス釣りのクリークへの波及がルアープラグへの異常なスレを見せている様に思う。カエルを鼻先に落とすとバックして沈んでしまうなんてことは、いまやいいサイズなら10匹に7匹は起こりえることである。(笑 勿論雷魚釣りのアングラーも関与していることなので責めるつもりはない。ただそんな状況なのに魚がまったく見えない藻の上を一日ズル引きして数本しかストライクがとれないのは当たり前のことである。それが好きな人はここから先は読む必要はない。


・雷魚をカエルで釣る為にしなくてはならないこと。
 基本的に雷魚はどこにでもいる魚である。一般的に水深が浅い場所が良いとされているがそれは本当ではない。何故なら水深の深い場所での鮎の切り身のブッコミ釣りなどでも釣れてしまうからである。基本。川の真ん中だろうが河口だろうがお構いなしに彼らは居るわけでリリーパッドやバス釣り場で釣れているのは基本一部ともいえる。彼らが居ない場所 少ない場所 は基本他のベイトが居ない水域のみだろう。ルアーというのは基本全ての魚に有効というわけではないのは周知のことである。カエルをカエルと思って食っているかも定かではないしプラグやスピナベなどは更にその形状に意味がつけ難いものが多い。 話はそれるがバス釣りにおいて釣り人が使うルアーの境はない。全てのルアーを駆使して釣りをする。しかし雷魚はカエルだったら一日カエルであり、途中でワームを投げたりはしない大抵の人はそうである。既にその時点でバス釣りの連中より一歩遅れているのが基本であり、(まるでフライでヒラスズキ釣る様な物である。)そうなると藻が生えている水域のほうがややプレッシャーは低いと考える訳だがポイントを選べない時点ではかなりの魚を落としているのが現状だと思う。 

・空気呼吸 

カエルのみで釣るには?基本浅いラインにステイしている魚を探すか?表層をウロウロしているのをいいタイミングで釣るしかない。表層で魚を釣る釣りではあるが実のところ底の形状をわかっていることは基本条件の一つであろう。それも水温によって浅すぎず 深すぎないラインを読まなければならないし 先の魚のルアーへのスレの問題もあることから沢山居ても釣れない可能性も考慮しなくてはいけない。カバーであってもその形状がわかっているだけでマイグレーション経路を割り出して釣る事も可能だろう。例えば5月連休前後の場合ため池やクリークの水位は低いクリークといっても水口と出口はあるわけで基本それを下から上に上れば水底が見えるか見えないラインあたりから雷魚の姿が見えるはずである。これはあくまで目安であり。先にも言ったように深いラインにも居るのでそこだけ行っても競合するケースも多いだろうし深いクリークでも岸よりの浅いラインには居るだろうしマイグレーションの可能性もあるだろう。基本的に他の魚と違うのは彼らはある一定の時間10分から20分程度(個体の状況でも違いは有るが)空気を吸いに水面に出る必要がある。そこが我々にとってチャンスを作るわけである。ヒットのタイミング的に空気呼吸直後はスレている雷魚でもヒットしやすくここを良く見れるか否かはこの釣りの熟練に比例するといっても言い過ぎではない。一回フックして数回の首振りで外れて水面を逃げる雷魚なら空気呼吸するので2−3回は投げるチャンスはある。

・雷魚の捕食稼動タイミング
運よく雷魚を見つけたとする。藻の切れ目に頭や尻尾が見える場合も有るだろう。運よく一回目で頭の上を通ったがむしられた。ところが3回目に適当に早めに引いたらアタック、なんてことはわりに多い。寝起き?とも思える現象だが止まっている魚に多い。岸よりに居たのに反応がなく一旦沈んで沖よりに動き出したらヒットという場合もある。

・音で興味を持たせる。
ブラインドや蓮池でよく行うことだが彼らは音には敏感で擦れていてもゆっくりながら音のした方に寄って行ったりするし浮いても来る。底の形状を読んで魚が居るだろうと思うなら同じ場所同じラインを外さずに投げることによってヒットに結び付けやすくなる。連続するクリークの水門の肩の部分など魚は見えなくても居る可能性は高い。広い蓮池などで釣る場合3箇所に絞って同じラインを時間差でなげて ルアー自体は早めに引くことで音を出し反応があった時点で誘う。ポッパータイプのカエルもあるのでそれを使うか水押しの良いカエルをリールでまいて飛沫を出す。何れにしろあっちこっち投げちらかさずにラインを決めた状態で投げたほうがヒットしやすい。音同様に光物グリッターやフラッシャーなども結構好きである。スピナーが好きなことからブレイドをつける場合も有るがゆっくり目に誘う場合垂直に垂れているだけになるのでどうかと思う場合もある。

以上4点を基本押さえるだけで雷魚はある程度釣れるようになると思う。それとタックル面では基本モーションが遅い重たいロッドより片手で投げれるぐらいのロッドのほうが今時の状況にはあっているだろう。また雷魚釣りは夏は朝夕
春から初夏は昼12時前後がゴールデンタイムとなる。こんな時間に店で飯食ってると魚は釣れない。(笑





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