たまーにある コアや拘った質問コーナー

基本的に私の作る品物は当然私の価値感で作られているわけで ユーザーさんの価値観とは違う場合があるのは間違いありません((笑)
でも基本的にそれはある程度当たり前でもあるわけで全く同じ使い方になるわけがないですね。そんなことやったら釣りっていう趣味自体が崩壊します。でも中には ちょっと重症の人もいるので価値観のレベリングのために説明入れておこうと思うわけです。

竿
まあ よくあるのがロッドバーニッシュ UCシリーズは基本柔らかく無い竿なのでガイドへの負担は大きいです。重たいものを投げるという事は特にネジレがガイドに大きく加わっているといえると思いますし大きく曲げればガイドの押上げも大きくなりフット横の縦割れの原因となるのは周知のことです。私自身はまーったく気にしておりません。SNSやどこかのユーザーレビューで一生懸命眺めて感想言われてる人もいますけど割れないことが目的であるなら正解ですが物理的何故なるのか?ではなくなったからならなかったからという具合の比較自体 求めるものが大きく違うという認識は必要です。
基本 バーニッシュは極端に硬いものはどうかと思います 特にダブルフットは気を付けないといけない気がします。2年ごとに若しくは縦割れがバーニッシュの長さの半分ぐらいまで行ったら自分で留めなおすか?
ブランク保全に当社に出してください。あんまり大きく縦割れするように使う人は自分が求める竿のパワー自体が違うという認識も必要です。自分の快適さと ニーズは必ずしも一致しません。どっちを選択するかはユーザー個人であるはずです。酒飲みながら竿を眺めるためのものとしては当社の竿は作られておりません。ガサガサの磯やその他釣り場で傷だらけで使う釣り道具としての認識で作られているものです。

もしそういうのが好きならガチガチにPEか何かで瞬着止めしてバーニッシュ処理も承ります。((笑) それで折れても泣かないように

ルアー
フック選定においては目安程度とお考え下さい。基本自分で釣り場のニーズで選択すべきです。私個人は大きめをつかう傾向が多いですね。何故かというと飛距離が伸びることと動きがタイトになる事 ペンシルなどもそういう傾向もありますし浮きが垂直になって飛び出しにくくなったりといろいろメリットがあります。逆にサーフェスのみでごまかしたいときはフックを小さくもします。 そんな感じなのであくまで標準的な状況で書かれてるにすぎません。 水面から足場が高い場合 波風が強い場合は針は大きく。基本それ以外はノーマルでいいはずですが まあそういう状況の話です。
  


竿

グラム表示で悩む人いますねー当社のグラム表示は例えばですが10PRO 私は大体よっこらせですけど240gKYJIGとかも投げます。こないだは160gのイカペン投げてました。でも表示は100gって書いてあります。何故かといいますと風やその他の条件を付加しているからです。つまり書いてある数字はそういう状況での目安です。 ライトモデルは思いっきり振り切れる重さの限界ラインあたりの数字が書いてあるはずです。風は入ってません。 UC11SSと11β3 11.5SSに関してどういう差があるか?申し上げると
先ず素材が大きく違うβ3ですが限界値が2割程度違いますので曲がること自体が前提で作られていいます。その為細握りです。ただ弾くようなキャスティングは難しいと考えるべきと思います。復元力自体がSSシリーズとは大きく違います。ただユーザー側からすればその柔らかさが良いのだろうという事は察しがつきます。 次に112S と11.5SSとの違いですがただ単にカーボン量が11.5のほうが軽いので 少なくしているだけです。実際のところどっちが丈夫かなんて話は分かりません。 カーボン組成は11.5のほうが新しいわけで
長さの割には強いことがうかがい知れますが あとはフィーリングの問題です。当然長い方が間延びしたような感覚に陥るはずです。11を使っていてそういうことになるのはある意味そうかと思いますが 個人的な見解を書かせていただければ 自分は今11,5を頻繁に
使っていまっす。理由は魚が上がりやすい傾向にあるからです。それに結構耐えますガチも何回かやりましたが11とそん色ないしゆとりも感じます。大きく振り回すにはいい竿と思います。使い分けをするなら短めで 強風下で細かく釣るなら11ft 波だけで風がなく長いスパンで釣りをするなら11.5ftがいいと思います。私は最近11.5ばかりで釣りしていますが 11ft11.5ft共に今後も作る予定の竿です。 ですのでパワー的にはβ3 飛距離 操作は11.5ss 取り回し平均値は11ssという事になりますが個人差はもちろんあります。

 

竿

  1. 竿比較コーナーにも書いていますが もう少し細かく書きます。ノーマル、 L 、Pro, PROHの基本設定ですが 
  2. Lは文字通りライトモデル。硬さとカーボン量のバランスを軽さ硬さ方面へ伸ばしているモデルです。その為ライトモデルでも硬さは標準の竿のレベルより硬いです。ただしパワーはあくまで低テンション用の釣り竿です。 88L 10Lがそうなります。 トラウト用の66T 70T 73Tもその系統ですが 魚が小さいのでそこまでパワーは低く感じないと思います。竿の効果は素早いフッキング動作や 正確なキャスティングを行うためのものです。ファイトには一切配慮しておりません。 とはいってもある程度のパワーはありますから普通に使える竿です。
  3. ノーマルロッド 現在はSSがノーマルです。((笑) キャスティング特化性能である程度軽く扱いやすく作ってあります。ファイトのバランスもある程度とられております UC88シリーズ Fcastも含みます。
  4. pro proとつくものは カーボン量が多く強く作られています。 例えば79と80Pの違いのように 10ss と10pなどがそうです。いうまでもなく大きなプラグやjigに対抗するための釣り竿です。カーボンの強度で言えば1ランク 長物は2ランクは上という事になりますいうまでもなく強いモデルとして認識ください。。
  5. pro-H これはプロモデルをさらに硬度を上げた代物で 青物竿なのに非常に軽くとか 7ftしかないのに棒みたいに硬いとかいう商品です。強度はプロモデルに対しては落ちますが 硬度を上げておりある方面からは使いやすく作っております。70PH  85PH  96PHなどがそうです。 この竿の目的はキャスティング強化とフッキング強化です。  軽さは同程度のパワーの竿に比べて2段階は上です。究極の軽くてかたいという風に考えてください。
  6. そのほか 96CC や103β 11ftβ3等がありますが 96CCは河川や港湾レベルのキャスティングロッド 88からの派生品です。柔らかいといえば柔らかいと思います。 10.3Bはダブルフット仕様で11b3よりパワーがあり 磯のヒラスズキ用では悪天候向けの最強部類のヒラスズキロッドです。青物にも対応可能です。   11β3は上の項に書いてある通り