リールシート とリールのフットの関連知識
よくあるリールのロッドセットとのガタツキですが基本的にリールメーカーとリールシートの連携がとれているのはシマノ社とフジ社で残念なことにそれ以外のメーカーは足の形状がフジのリールシートに合わない状況です。そうするとどういうことが起こるかといいますと使用中に若干リールがガタつくという現象が起こります。まあリールメーカー側の落ち度でしょうねこの場合。
問題は軽量化のためか?フジ使えないか?色々あるとは思いますがとにかくユーザー側からしてみればそんなことは関係ありません。気になる人はグイグイナットを閉めこむわけです。見ての通りリールのフットのスロープや先端の尖り具合で片当たりしているのが原因なわけでそれをプラスチックで出来たナットをグングン閉めると締まっては行くけど片当たりの面積が増えるので若干固くなったように感じるけどしばらくするとそこが削れてもしくは変形してまたガタガタしてくるわけです。そうなると更に強い力で締めることになります。そうするとリールシートのフットカバーの部分に繋がっているスクリューがガンガンフットカバーを押してしまい最終的にネジが壊れたりフットカバーとスクリュー部分が断絶したりするわけです。


ユーザー側で気をつけなければいけないことはリールシートを絶対に壊してはいけないということです。ある程度の強度のあるプラスチックでは有りますが所詮プラスチックなわけでレンチ等やベルト等で強力に回せばネジが壊れてしまうということです。このシートは大した値段ではありませんが竿の組み立ての問題からここが壊れるとバット部分総組み換えという多額の経費がかかります。
シートはおろかグリップもやり替えとなります。ガイドも当然付け替えです。1000円程度のパーツのせいで1万円以上の経費を無駄にしてしまいます。ガタツキが気に食わない場合は詰め物や挟み物等で調整したほうが壊れにくいです。


私個人はそんなことはやっておりませんそんなに気になりませんので何もやっておりません。何故なら何番のリールによってガタツキは変わってくるからです。私の場合11ftには3500-4000をつけますがライトであればその制約はありませんし逆に5000番になったりもする可能性もあるからです。またDPS18と20でも形状は違ってきます。定番化しているなら調整はある意味簡単です。アルミテープや固めのシールドテープなどで上面や下面に貼り物をすればよいですから。リールシートで私がこれはイカンと思うのはベイトリール大抵フットの突っ込み方が悪いとファイト中にリールが前側に引っ張られて後ろからリールが外れます。(笑)これだけは結構慎重に締め込みますがベイトの場合裏当て金具があるのである程度は安全です。スピニングの場合はリールが外れたりしたことはありませんので別に気にしてはいません。そのリールを選ぶ目的はそこではないからです。ベールアームのネジがガタついてハイエンドなのにボロイとか、ベールが返りやすいとか、非常に軽いとか ドラグが使いやすいとか 他に色々あるからそのリールを選んで使っているわけで足がちょっとガタガタする程度の問題で選ばないからです。

 基本的にリールシートがガタつく原因はそういった事が主な原因となっております。フットカバー内部全体に受ける面積を増やすように予め調整されるかどうしてもガタが嫌いな場合はフットそのものをロッドに直接ベルトや強力なテープで止めたらガタは少なくなります。くれぐれも癇癪起こしてシートスクリューを締め込んでシートを壊さないように心がけてください。