ようやく気温も平均20℃を越える日が続き住みよくなってきましたね。
スタッフ西川です。

今回、西川釣行記では初のヤマメです。
実家が山の近くということもあり、小さい頃から川でミャク釣りをやっていて
休みになれば友達と2人でチャリをこいではヤマメ、イダ、ハエ、ヤンモト、ドグラなんかを
釣ってまして、ルアーでヤマメをやりでしたのは中2頃でした。

その頃はまあ、朝から昼までやって釣れるか釣れないかみたいな釣りをやってたのを
思い出します。

エサでやっていたので魚のいるポイントは分かっていたんですが、
なんせコントロールがですね。
いかにキャスティングが大事かを思い知らされてました。



さて今回は熊本県は五木村。

朝10時頃五木に着き年券を買い入渓。6000円分釣らないと。笑
天候は雨。嫌いではない。

渓流にはいろんな形、水流、水深のタマリがあると思います。
たとえば、こんなとこ。



僕の場合、まずは真ん中の下辺りの大きな石の右上にある砂利の絡んだ小さなタマリ。
ここの流れの先の砂利ギリギリに投げます。
結構、なんでもない小場所にイイ型の固体がいる事があり、
チェックしていて損は無いと思います。

次に大きなタマリのツルが延びている周り。

その先の黒い大きい石。

その右の白い石。

その二つの石の間、距離も石の間。

最後にその先いっぱいいっぱい。

見たいな感じでしょうか。
後は、アタリと付いてくる付いてこないで投げる回数を決めます。
まあ投げても3回までですかね。
投げる場所はこの位置からですね。
HRTM50,55があれば余裕でぶっ飛びますから。笑

 

ぽろぽろと釣れはするが、型がいまいち。
そして、いいのが来た、と思うとイワナです。
贅沢は言えません。釣れてくれてありがと。



わりとイワナは性格が獰猛でどの向きからでもひったくるように喰らい付く感じ。
付いている場所はヤマメと比べたら流れの緩やかな岩、
もしくは石の周りや下が多い気がします。
この石はイワナかな?なんて考えながら釣ると結構面白い。

しかしいつ頃からこの辺りにいるんだろうか。
僕の父が20代の頃には既に五木には居たらしいが。
ヤマメは小さいのは釣れるけど、こいつは決まって手のひら以上ある。
てことは、成魚を誰かが放流してる?上流に居ないだけ?
けど生きていけるんだろうか。でも生きてるし、よう分からんです。




ヤマメは相変わらずこのサイズ。
15センチ位のは釣り始めて15匹位釣れてるし。



いい感じの淵へたどりつき、手前の流れ込みから攻めていき、数投目。
ガツンとリールが止まり、おっ!と思ったら激しくヘッドシェイク。
まき続け砂利にあげるとカッコのよかイワナさん。

 

よく見ると胸鰭の辺りにがん玉。
誰か切られたみたい。その他になんと2つの仕掛け。笑
イワナ記録、36センチありました。
にしてもカッコのよかです。



そして次もイワナ。
というかイワナ2種類いるみたい。色が違いすぎる。笑






こいつをきっかけにサイズも上がっていき、いい感じになってきましたが暗くなってきたので終了。





そして2日後、少し時間があったのでまたまた入渓。

しかし、入渓直後に転倒、手を強打、高まきが厳しそうだったので数匹だけ釣って終わりとなってしまいました。

  

僕が言うのもなんですが、くれぐれも気をつけてくださいね。
特に1人でエントリーする方。


でわまた。



※その後、スタッフがおいしくいただきました 笑




と思いきや、2週間空けて行って来ました。スタッフ尾崎(ジャンボ)参戦!

気温もさらに上がり雨も降っていたのでそろそろどうだろう。という感覚と、
こないだの手首がよろしくなってきたので。笑



ついてすぐから結構な好反応。しかしやっぱり小さい。

  

今回は、2人なのでいつもよりじっくり上がって行くことに。
基本、僕はアップストリーム。下りながら釣ってると流れと逆にルアーが進みます。
なので早く巻いたりってことがしにくくなるんですよね。エサだったらいいんですけど。

岩や石に隠れている良いサイズになってくると、
流れて来たモノ、咥えれるものなんかに飛びつくので、
結構リアクションの釣りがしやすいと思います。

葉っぱ、小石なんかは結構胃の中に入っていてホントに目がいいの?っと
思うことも多々ありますね。







イワナ交じりで手のひらサイズを追加していきます。

ものすごくいいポイントがあっても一投目のキャスティング次第で普通のポイント、
もしくはそれ以下になってしまうことがあります。
思った所に一発で入れれるようになると1.5〜2倍は魚とコンタクトがとれるようになると
思っていいのではないでしょうか。

 

解禁になってすぐはまだ気温は上がらず朝、晩は凍えるように寒いです。
お魚さんも一緒だと思います。魚自体の活性は高くなく、
先にポイントを潰されたくない人間だけが動き回る。笑

この頃は太陽の上がる日の昼から夕マズメが活性がよくていいですね。

 

日中、夜間も暖かくなってバッタ、イモムシ、カナブン、セミなんかを食べだすと
こっちのもんになってきますね。場所にもよりますがまだクロカワやチョロばかりだと
ルアーに口を使うには少し早い気がします。元気な子だけって感じ。
カゲロウなんかはもう成虫になってましたが。
巻きを止めた瞬間にプイッ!っと(苦笑)



渓流にいるとたまに、ほんとうに超高層ビルなんて存在するのだろうか?なんて思うことがある。
行く度に変わる草木や石の配置。違う景色だが同じ滝。やっぱり癒される。




 

 

ジャンボさんご機嫌です。
いいサイズが交ざり良い感じ。




この日一番のヤマメ。が、なんかパーマークがヨレヨレ。繋がってるし。




フックはちょい前までは細軸を使ってましたが、途中でバレてしまうことが多かったので
今は太軸も使ってます。確かに細軸は掛かりは抜群に良いと思います。
しかし、これは一般の竿に関しては、という感じ。

FCLのロッド、ご存知の通りハリがあります。
このロッドでPEライン使うと伸びが無くなるので細軸に力が集中し、
さらにウネウネと暴れまわる魚のおかげで伸びやすくなりバレの原因になったりもします。

しかし太軸は、ノープロブレム。しっかり喰わせれば、なんの問題もありません。
そして、しっかり喰わせる為には上にも書きましたが
キャスティングの精度、コントロールが大事となってくる訳です。

魚の居るとこ付近に投げるのではなく、魚の居る位置をイメージして
一番食べやすいコースを流してあげることが重要になってきます。

個人的順序は、

1、飛距離
2、コントロール
3、シルエット
4、カラー
1と2は紙一重ですが、これをちょっと意識するだけでも釣果は変わってくるのではないでしょうか。


とかなんとか人にばっか言っちゃってますが、僕もキャスティングの練習再開しないと・・・笑

 



ラストは2人してイワナで終了。
26センチ。
ヤマメだったらな〜笑。なんて思いながら今回の釣行は終了となりました。

まだまだ初盤のヤマメ釣り。水温は少し低めでしたが、
これから向上していくと思うので癒しの時間を過ごしに出掛けられてみてはいかがでしょうか。

では本当に、ではまた。


○使用タックル

ロッド:
スタッフ西川:UC79ft
スタッフ尾崎:UC79ft、UC73T
リール:カルディア2500、バイオマスター2000
ルアー:HRTM50、55







余談:(記:スタッフ尾崎)

釣行終了後、3日間筋肉痛でした(苦笑)

渓流で必要なのはキャスト精度と強靭な体だと思いますorz