今年もピンポン玉ぐらいに成長しているマンゴーの実 今年あんまり寒くなかったので割に簡単だったのだが
ダニ にやられて葉っぱがちょっとヤバいことに
基本温室の温度が高い方に振れるところほど被害が大きいのが特徴で一時しのぎに薬をかけるのも有りではあるのだが
環境から変えて行かない限りダメみたいだ。木も大きくなっているしこのままだと収拾がつかなくなりそうなので。
以前から気になっていた天井の熱気の排気について考えてみた。
フラットだった温室屋根に熱排気の為に120cm幅の排気溝を付けてみる。 前方側の熱気を逃がす 熱開閉式の天窓を
前方後方の2か所に設置して冬場は対応しようと思っている。現在工事中 夏は網で対処の予定



マンゴー接ぎ木

というところで環境は整えつつ
株を増やそうというところで 久しぶりの接ぎ木へ切り接ぎ方式で 種からほったらかしで育てていた
マンゴー?に以前持っていて知り合いに渡したキンコーの穂木を継いでみることに。
台木は直径2センチ位に育っており 勢いも出てきている。それを30センチ位ですっぱり切って
三角接ぎというか切接ぎして 後はいつ買ったかもわからない接ぎ木テープでグルグル巻きして
ビニールで保湿すること1週間 

唯一開いていた芽の部分が膨らみ始めて芽らしきものが出始める ・ここであせると 水の供給と 乾燥のバランスが崩れるので
ビニールは取らず。経過観察 芽が出始めると乾燥がかなり早いのでここで焦ると大抵失敗する。

写真上のガムテープは 袋に隙間を作るために棒を止めている故にくっついてる。隙間がある程度あったほうがいいと思う理由として
特に葉っぱが柔らかいときには袋に張り付くので 外すとき 霧吹きなどをおこなって外すか もしくはあらかじめ葉のクリアランスの分隙間を開けておくかの2択だから
湿度管理上不可避な状況だ。




通常芽から葉が広がるのに1週間もあれば25センチのデカい葉っぱが見えるマンゴーだが
指の大きさに葉っぱが成長するのに約12日間が経過している。 下の葉っぱになるのに接いでから延べ15日?が経過している
野外の接ぎ木に比べれば 屋内管理は速い気がする。まあ台木が既に大きいことも影響しているといえると思う。




今年成長が旺盛に成れば 来年は結実できる可能性もあると思う。 既に次の芽が出てきており接ぎ木の接続が確実になれば 徐々に日向に慣らしつつ路地管理の予定。





マンゴーは挿し木もできると書いては有るが
正直やったことが無い。 あとは取り木はできると思う。 成長が旺盛になると 枝切も大掛かりになることから
枝切るぐらいなら 直径15mm程度で 樹皮が硬くなったものなら アマゾン等で売っている取り木ボール等を
使えば簡単にできる。太い木でやればそれだけ実がなるのも早いし 接ぎ木で無いところもいい感じだ。ただどちらがいいかはわからない
根側のコンディションが地上部分の生育に影響するのは周知のことであり。トウガンにスイカ穂木みたいにバランスがいいものができる可能性
もあり 根っこから全部が アーウィン種や キンミツ種がいいか悪いかは不明だ。



接ぎ木23日後の状況 2節目が芽吹きキンコー特有の大葉が出てきた勢いはまだないが地面に届く大きさだ 外部の朝日だけ当たる辺りで管理している。

挿し木
マンゴー苗を買うと幹と根の大きさが不自然な物があったりする。もしかしてそうなんじゃないの?と思うことがあり剪定した枝を差して見た。
先端2センチぐらいをオキシベロンに付けて40倍30秒 プラカップに適当に刺してみた。 最初の1っ週間っは全くの変化なし。2週目外出して帰宅したら
この通り。根が生えてるかは不明だ バラなどはここまでは行くけど後に枯れるものも多いので何とも言えない感じだ。

マンゴ―は挿し木でも増えるみたいだ 気になったので種子法で検索してみたが 対象植物ではなかったのでこれって現在の接ぎ木法じゃなくても良くね?って思ってしまった。
そしたら苗もう少しやすくなるのでは?と考えた。何れにしろ経過を見てみないと何とも言えない。因みにこの枝はきんみつマンゴー まあ何というか種子法ってどうよと思ってしまう。
シャインマスカットのベースは何処から持ってきてそんなこと言えるのか?イチゴって日本固有種?とか色々考えてしまう。