私個人が釣の組み立てにおいて おおよその目安 基準としている事柄です。
全てのつりに当てはまるものではありませんがおおよそ私がおこなう釣りにおける重要項目ともいえると思います。


ロッド釣り竿ってどんな感じなものか?

まあ釣り竿はどういうものか?私が釣り竿に求めるものは思い通りにルアーが魚のところまで届く事 魚の泳ぎを制御できること。そこが最も大きく出てきますね。アタリがとれるとれない等やフッキングどうこうというのは基本的に釣り人側の問題かと思っております。まあ硬くするというのはルアーの初速をスイング通りに素早く伝達できるかにかかっています。そして弾道コントロールをしやすくするための軽量化 コントロール自体は得物がいかに軽いかに依存しているので必然的に硬くて軽いという釣り竿を目ざすことになるわけですがこれがなかなか上手くいきません、長くなれば自重によってだるくなってくるし軽くしすぎると結果的にカーボン量が少なくなって柔らかく弱くなって風やスイングに耐えられない釣り竿になってしまいます。その境を探さねばなりません。まあ軽くするっていうのは硬くするの二の次かと思います。つまり第一目的である魚のいるところまでルアーを飛ばすということが出来るか否か?が第一でありその硬さは 正直自分が基準です。ですがこれ作るところは日本にそうありませんね。ところによっては鉄の棒みたいなの作ってきますからね(笑)まあ 私も年なんで普通かな(笑)いずれにしろ風に対するもしくはルアーに対する自分が出来るスイングとその妥協点を探した結果が今のラインナップというべきかと思います。硬さ強さ軽さの3点を重要視してその魚釣りのニーズに合わせたともいえると思います。ある意味逆にこれ以上硬くて軽いものは現在のロッドメーカーの技術力では作れないともいえると思います。ヘビーユーザーもこの点には気づかれているところもあると思いますが、これほどの硬さを以てしても2,5m波高時で10m~からの風が吹いているときに30gを越すルアーは既にこの竿の限界を超える重さになってしまっており磯で使うロッドにして キャスティングのゲーム用としては決してオーバーパワーという竿ではありません むしろそういう時の為の更なる硬い竿が欲しいぐらいぐらいです。

 

 

リールとは

まあリールに求めるのは 基本ドラグですね、そのスムーズさと巻剛性が高ければゲームは成り立つかと思います。そのほかアキュラシーキャストなどの数を打つキャストに対してトラブルなく糸を巻くことが出来るか?ここも重要かと思っています。

つまりリールはリールの仕事がちゃんとできるか否かで判断しているという考え方です。中でもドラグの設定がピーキーではなくてある程度の幅と安定があるものが良いですね、初期滑りと滑りの途中とのギャップが少ないことが一番いいかと思います。どちらかといえばですねぶっちゃけドラグフェルト系の方が好きですねそれも潰れていない状態のやつはかなり魚ばれたり針曲ったりしにくいかなと思います。巻剛性も必要ですね 例えばですねハイギヤとノーマルギアだったらノーマルギアですね。どういうことかといいますとリトリーブしていて魚がルアーに噛みつくと巻のラインが一時的に止まるわけですが特に早巻時はリールがハイギアだとフックアップさせるまで巻けずにドンって感じで止まってしまい慌ててロッドでフックアップする傾向が強く出ると思います。これがノーマルだとルアーがハイギアの時程遅れは目立たずリールである程度のテンションが針に伝わっている感じでフッキングが成功する感じになるようです。要するに巻き上げのトルクが出る方とスピードが出る方ならトルク側の方が現場はフックしやすくなるという事なのです。

後はアキュラシーキャストが決まってもライントラブルで糸が巻けなくなるなんていう事になりにくいリールが良いと思います。事故例だと流れのあるラインにルアーをうまく打ち込んでベールをオートで返したらラインローラーではなくローター部に糸がひっかかり結果巻けなくなってキャストが無駄になる。何てことかなと思います。これですね20-30年前の旧リールの人は痛いぐらい解ると思うけど最近始めてる人や手でベール返しているような釣り人にはには分からないでしょうね(笑)

ラインに求める事

安定した糸質と強度ですね。

例えばですね現場では何回も根掛やその他のトラブルに見舞われるわけです。恐らくターミナルタックル中では最も消耗率の高い品物かと思います。その為釣りをしている間に物性が著しく変化しないもしくはそれ以上の期間約半年とか1年とか使わなくてもちゃんと使えるというのが必要不可欠かと思います。例えば根掛を何回か引っ張ると伸びは特別ないけど空中でゴムみたいに縮れてしまうものはやばいですね。また結びコブなどが出来ても引っ張ったら何気に切れたりするやつもだめですね。まあ大体丸一日投げても2日ぐらい持つやつが良いですね。ヨレをある程度吸収するものが良いと思います。

その為 素材的には硬いより柔らかいタッチの物が良いかと思います。その方が結びコブへのダメージも少ないかと思います。勿論毛羽立ちによって著しくその強度が下がるものはよろしくはないかと思います。硬度つまり伸びについてですが伸度自体はある程度あってよいかと思います。これは編み方にもラインそのものの素材構成にも影響があるかと思いますが 一般的に伸度が少ないものはショックで切れやすくベイトなどのスプールが糸を送る系統のリールではバックラッシュが起こりやすくなります。その為アングラー側で調整が必要になりやすく 私個人はこういった方向のラインは手返しの問題からやっておりません

 

プラグに求めるもの

そうですね市場重視で言う人ならその操作性の問題 とりわけ飛距離について言及する人は多いですよね。しかしルアーの基本性能は物理を無視したものは一つもないかと思います。つまり 飛ばそうと思えば泳ぎだしは当然悪くなります。勿論重心移動がついていても同じような感じです、悪くは無いというものです。例えば壁際にべったり付いている魚にとって着水点10センチから泳ぐか?60センチから泳ぐかはとても大きな違いがあります。

特にスローで曳く場合のアクションはかなり差が出ると思います。その時に飛距離が必要なのか?魚がいるゾーンを確実にトレースできるものを選ぶか?等の用途によって使い分けるわけです。その為に特化した性能やアベレージの性能をよく見ておく必要があります。中にはよく説明がつかない釣れるルアーも存在します。それをよく見ることが必要です。なんでも飛ぶルアーばかりを選択していると恐らく釣り自体の組み立てが難しくなってくると思います。

  以下書き足します。