UC10ftーβ1


お待たせしました。やっとモデルチェンジでございます。実に8年ぶりここまでうまくいかなかったのはまずはロッドアクションが
うまく決まらなかったあたりでございます。素材的優位性というのがなかなか出なかったという言い方の方が正しいかと思います。
つまり色々なカーボンがあったとしても巻き手の技術力や作風でそこまで違いを出せなかったということでございます。
もともとハイエンドですのでそれを大きく凌駕するという部分において納得できない感じだったのも正直あります。


11fは基本目的がはっきりしていたのですが10になると汎用性のほうが強くなり基本マルチ製のほうが強く出る傾向にあったのが起因しています
そこで昨年11ftβ3のデザインを受け継いだモデルを投入十分なパワーを与えつつもそこそこの情況までを耐えうるロッドとして10をリリースしております。
前回からの特徴としては DPSの18と細グリップ 印籠ジョイントによる破壊点増強 細ブランクによる振りぬけ感の向上 ナノアロイ導入による軽量化
などがあげられます。破断点は大きく上がっていると思います。自重は219g前後 RV25H標準装備です。まあ現時点での当社が推せる10ftでございます。




グリップ寸法は写真のとおり視点が一点なので定規が短く感じますがエンドが0
状態からの寸法です。リールフットセンターで42センチかと思います。



尚このモデルには特注モデルのダブルフットオールトルザイトモデルもあります。シングルと比べるとややシャープ感はなくなりますが
システムトラブルアレルギーの方には向いていると思います(笑 ただしトップガイドには相変わらず絡みますので注意ください。
フルトルザイトモデルにつき価格は大分高いですがダブルフットだとシャープに作るにはこれしかありません。
それとベイトモデルも存在します。ベイトのハンドル仕様は寸法はエンドを脇に挟める程度に長くしております。リールのサムまで42以上
11fはベイトとしては長すぎるので振り込みやすい10をベースに作っております。