2010 EXPEDITION to the Marginal


今回は4日間という短い滞在で遊びに行ってみた。オカッパりのみで行こうと思っていたので
たいして重い装備もなく行ってみた。最近は滞在のコツがわかってきたのであんまりかね使わなくなった。
おまけにエアーが安いオーストラリアまで5万だった国内を入れると7−8万というところか?
この時期産卵期なのでサイズはやや大きい。やっぱラブリバーとかにいかないと大きいのは釣れないみたいだけど毎年の
課題をクリヤできるかどうかのほうが重要なので別に気にはしない。

この釣り飽きるまでまだ時間がかかりそうである。しかし、基本自分でやることが多いほど
楽しいのが趣味の釣りであるわけで実際自分でボートでこれたらこれ以上いいことはない。
今年はオカッパりを制覇できるか?というあたりにポイントを置いている。知ってのとおり
日本のそれは粗100%夜間の釣りである。基本的な個体数の問題もあるとは思うが夜間に捕食する
傾向がある魚ともいえる。それを考えるにここでもそれがいえるのではと考えているのである。
まず滞在中レンタカーを借り続けて夜間の機動性を確保し昼の釣りで一息ついた後に
出動するのである。

とはいえ昼間 デイブが釣りにつっれていってくれてガッツり魚釣りすることになる。動かし方は
かなりスローにしないと大きいのがヒットしないということが判明着水後その場をなるだけ移動させずに
音をさせて釣るほうが良いということが判明した。ただ今回の場合に限る可能性
ということも考えられるので引き出しの一つとして考えておく必要があると思った。


とはいえボツボツながら魚は釣れてゆく。こいつらはシーバスの習性にブラックバスの習性を足したような
やつらである。まずタイト物陰にキャストする。流れがなければそれから約3秒−5秒後に空気をかむように
音をさせつつ潜らせる。大事なのは潜らせる深さもさることながら、音によって魚を呼び寄せること。
大きいものほどルアーの移動は短くが基本である。ジャークやトィッチを入れてもなるだけ動かないほうが
ヒットさせやすい。

それでも魚釣りは自然が相手理屈だけは釣りは出来ない。いろんなルアーでいろんな状況で魚が
ヒットする。






バランマンディが好むのはもしくはガイドが連れて行くのはチャンネル脇の撚れやカレントの中のブッシュ
である。そういった場所に数多く行くがやはりある程度の深さがある場所のほうが型が良い気がする。
ティンバーにも色々あるがまだ生きているもののほうが魚は多く居る気がする。
数を釣るには勿論デッドに射つ必要があると思うがサイズは未だよくわからない、適当な場所に居る場合が多いからである。


そして夜になる。かなり怖い夜間水辺に近づくのはかなり危険 何故なら陸に居る可能性もあるからである。
後ろからこられたらたまらない。昨年はミッションの鉄橋下に行ったここにめちゃくちゃデカイのが
沢山居たが今年は居ない。最初の番に小型のヒットはあったが昨年のような大型の遡上はなかった、
基本今年は何か肌寒い。やはり南半球もおかしな気候になっている。
3日間橋のしたやボートランプをパトロールしたがポイントを見つけきれなかった
そして最終日ミッションの支流にかかるマイン側の端下で発見した。そこかしこで「ボンッ」。という捕食音
が聞こえる。橋脚の陰に並んで上から流れてくるサヨリやへリングの子供を水面へ追い上げて捕食している。
85PROに2.5号のPEフォース3500で思いっきり川の半分ぐらいまでキャストして
超スローに曳けるようにデザインしたイワシ型ペンシルをゆーーっくりと曳いてくる。
外灯が作る影に入って2−3m動いたところで激しい捕食音と共に竿に重みが乗った。
河川とはいえ潮は引きに入っており2ノットぐらいは流れているので途中の橋脚に回らないように全速で
巻き取る。手前に寄せてやっとまともにファイトと思ったが今度は川辺に不用意に近寄れない。
桑野君がネットを用意してくれたが間に合わずフックが外れてしまった。
次も同じやり方でヒットする。面白い70センチ前半サイズである。そこかしこでボイル音が聞こえて
釣り人的には超活性高い状況である。クワマンも3−4発出たがヒットしていないらしい。
ボイルはあるが基本ルアーの流れに対して垂直なひきに対してベイトは並行に動くという大きな違いが
ヒットへの障害となっている。
しばらくポイントを休ませるべくミッションの橋下に行ってみる。ライトで照らすと100mほど下流の岸に目がついた長ーい
丸太が横たわっている。やっぱりワニは居る。やつらも餌があるところにくるわけで当然である。
ライトで照らすとオレンジ色の間が反射して不気味である。思うのだがこっちの人間は鯨は異常に保護なのに
カンガルーや豚を食いもしないのにハンティングとして殺すのだが。彼らの主張は知能が高い生き物は
殺すなというものだったが。ワニもたいして知能はないように見えるが皮が高級だから保護(爆)
ということなのだろうか?私には一番邪魔な存在である。こいつが居なけりゃどれだけ魚釣り易いか
魚いなかったので元の川に戻って数匹抜いて時間切れである。
朝4時である。今日は昼にケアンズに帰る日である
ちょっと仮眠して釣り再開しようというつもりだったがやっぱり寝坊して9時に目が覚めてしまった。
であちこち回った

昼前にターポンを釣ろうと思って貯水池に行ったら何やらデカイ魚がいっぱいと思ったらバラマンディだった。
とりあえず一匹血祭りにあげて最後をかざり。納竿となった。